2024年9月15日、ブックギャザリングというイベント内で「十文字和紙のうちわ作りワークショップ」を開催させていただきました。
十文字和紙は、秋田県横手市で作られている伝統的な手漉き和紙で、上品で強度に優れたあたたかな風合いが特徴です。

機械に頼らず、江戸時代から続く手作業の製法を貫いており、楮の採集からすべてがメイド・イン・秋田。手間を惜しまず丹精込めて、作られています。
製作は、和紙職人である佐々木清男さんのもと、十文字和紙愛好会のメンバーが協力して行っており、今回はその愛好会メンバーで柿渋和紙を製作されている渡辺弘子さんを講師にお招きしました。

渡辺さんは地元秋田の豆柿から柿渋液を手作りし、十文字和紙に型染めしています。
同じく愛好会メンバーの伊藤さんと石川さんも応援に来てくださって、ワークショップをサポートしてくださいました。

愛好会メンバーのみなさんは、和紙製作はもちろんですが、和紙のワークショップなども盛んに行っているので、手際が良く、参加者のみなさんに分かりやすく教えてくださいました。

今回のワークショップは、お好みの柿渋和紙を選んで、うちわの竹骨に張り付けていくというもの。
のりとハサミがメインで、作業的にはさほど難しくありませんが、湾曲するかたちに和紙を美しく貼っていく作業はコツがいり、簡単なようで意外に難しいものでした。

集中し過ぎて、息が止まってた!なんて笑いながらも、みなさん真剣に切って貼ってを繰り返します。

表裏の和紙が貼り終わったら、次は耳の部分。
和紙をできるだけ細く長く切って、うちわの端をぐるりと補強します。

どのくらいの細さにしようか? 留め具のかたちは、もう少し丸くしてみようかな?など、小さな工夫を凝らしながら、制作が進んでいきます。

1時間半の製作時間をたっぷり使って、みなさんのうちわがようやく完成しました!
渡辺さんが制作した柿渋和紙の模様は、種類も豊富だったので、それを選んでコーディネートするのも楽しい時間でした。
今回はつばめ柄が一番人気でした。

素敵なうちわがたくさんできあがったので、参加者のみなさんの作品をこちらでご紹介させていただきます。







和紙の選び方や組み合わせで違った雰囲気になるのが面白く、小さなこだわりがそれぞれの印象に繋がっています。
今年の夏は、酷暑の厳しい日が続きましたが、来年はぜひこの和紙うちわを片手に夏を乗り切りたいですね、なんて話をしながら、ワークショップは終了しました。

素敵なお着物でワークショップに参加されていた方がいたので、思わずパシャリ、撮らせていただきました。
お着物にも良く似合ってます♡

ご参加いただいたみなさま、講師の渡辺さん、伊藤さん、石川さん、そしてブックギャザリング関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
わたしにとっては、念願の柿渋染めのうちわ作りが開催できて、忘れられない夏になりました。
ぜひ来夏は、商品化できるように、、、渡辺さんに相談しながら準備したいと思います。
ありがとうございました。


