刺し子ワークショップ、終了しました。
当日の様子はインスタにもアップしましたが(こちら)、今年は5月、6月、9月、10月の計4回、美郷町にあるカフェレストラン 花fe香fe で開催させていただき充実の一年でした。
講師は、刺し子作家の小松柾子さんです。
初級コースはブローチ、中級コースはふきんに分かれて、スタートです。

先ずは、定規と鉛筆(チャコペン)を使って、それぞれ模様のガイド線となる升目を布に書いていきます。

簡単そうに見えて神経を使うこの作業は、早い人でも1時間、ふきんのような大きな面積になると2、3時間かかることもありますが、このガイド線が出来上がりを左右するので、狂わないよう慎重に線を引いていきます。

時間をかけ、苦労して線を引いていると、感覚がどんどん研ぎ澄まされていきます。集中する心地良さを味わうことができるのも、刺し子ワークショップの面白さです。
線を引けたら、いよいよ刺していきます。小松さんお手製の図面を元に、刺し順に気をつけながら、針を進めます。

本ワークショップでブローチ作りを3回以上参加した方は、ふきんにチャレンジすることができます。
ふきん作りでは製図の練習もするため、参加者の中には自主練でかわいい刺しふきんを作ってきた方も!みなさん、回を重ねるごとにぐんぐん上達していくので、そんな様子を見るのが私も小松さんも嬉しくてたまりませんでした。

ランチ休憩をしてエネルギーを補給し、午後もひたすら刺していきます。
刺し子のワークショップ時間は、およそ4時間。長時間に思えますが、これが驚くほどあっという間で、みなさん時間ギリギリまで使って懸命に仕上げていきます。

刺し終わったら、これをブローチの型に入れて成形し、ようやくブローチが完成!やっとできたーと、ほっと笑顔が出る瞬間です。

ふきんは、もちろん4時間では終わらないので、ある程度のところまで進めたら、あとは宿題。お家で進めていただきます。
ふきんの模様は、麻の葉→青海波→モダンハート型→紗綾型→向かい亀甲という流れで、回を重ねるごとに段々難しい模様に挑戦していきます。
今年の刺し子ワークショップは、これにて終了。また来年の春から開催できるよう、準備します。

美味しいランチと癒しの空間を提供してくれた花fe香feのみなこさん、刺し子はもちろん大らかなお人柄にファンが多い小松柾子さん、そしてご参加いただいたみなさま、楽しい時間を本当にありがとうございました!
当日の様子は、こちらからご覧いただけます(↓)


