箕（み）を小さくした「箕菓子器」について

オンラインショップに「箕菓子器」が入荷しました。

「箕菓子器」とは、箕（み）をギュッと小さくしたカゴのことで、菓子や小さな湯呑みを入れて使います。

真上から見ると、まさに箕のフォルム。末広がりではなく、短冊状のかたちをしています。

作り手は、もちろんこの方。太平箕最後の作り手田口召平さんです。

フリーペーパー「いま、秋田村から」vol.8 発行

食卓用の小さなかごとはいえ、箕と同じ作りなので底面に竹が2本入っており、安定感は抜群です。

現代の暮らしでは、殆ど使われることがなくなってしまった箕をこうして身近に感じつつ、実際に使うことができる貴重なかごです。

オンラインショップでご紹介中ですので、もしご興味のある方いらっしゃいましたら覗いてみてください。

箕菓子器
素材　イタヤカエデ／竹／桜
サイズ　高さ約6 × 横幅 18 × 奥行き約20センチ
　　　　※小さめの湯呑みが4つほど乗る小ぶりサイズです
製作　田口召平（箕作り職人／秋田県秋田市）