八橋人形の鳩笛は、尾っぽにある穴に息を吹き込むと「ホー・ホー」という優しい音色がします。
一時は製作も途絶えていた鳩笛ですが、八橋人形伝承の会のメンバーが保管していた鳩笛をもとに、型を作り、2020年に復刻されました。
赤や青などエキゾチックな配色で眺めているだけでももちろん可愛いのですが、せっかくなので動画を撮ってみました。（ぜひ音アリでご覧ください↓）
鳩笛は、幼児の「のど詰まり除け」として親しまれてきた経緯があります。一説には、子供がのどに食べ物を詰まらせたときにホーホーと吹くとつかえが取れたとか。
幼児の誤嚥や喉づまりは時に命に関わることもあるので、時代を問わず懸念されてきたのでしょう。
ただのおまじないだと分かっていても、子育ての不安にそっと寄り添ってくれる郷土玩具の優しさが心に沁みます。
私もこの鳩笛の存在を知った時は、1歳と3歳を育てていたので、「秋田にこんな素敵な郷土玩具があるなんて！」と、嬉しくなりました。
最近は、出産祝いや贈り物でお求めになる方もいらっしゃいます。
オンラインショップでは、ギフトのラッピングや熨斗も承っておりますので、お気軽にお申し付けください。
子育ての見方、鳩笛がこれからも末長く愛されていきますようにー。
鳩笛
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