刺し子のワークショップ開催しました(2024/10/22)

10/22(火)、秋田手仕事ワークショップ「刺し子のブローチ作り」を開催しました。

 

  

会場は、秋田美郷町にある花fe香feさん @cafecafe_misato で、4回目となるワークショップです。

参加者はリピーターの方も多かったので、朝は同窓会のような雰囲気で一年ぶりの再会を喜びながら、賑やかにスタートしました。(ちなみに主催者の私も、去年は子どもの急病で会場に来れなかったので、涙ちょちょ切れるほど再会が嬉しかったです♡)

 

 

講師は、刺し子作家の小松柾子さん。

今回はワークショップのために、なんと20種類以上の模様見本や図案などを用意してくださいました。(こちら▶️

 

 

参加者は、それらの見本をもとに、①布の色 ②糸の色 ③刺し模様 ④ブローチのサイズ を決めていきます。「どの組み合わせにしようか‥?」と、悩むのも、作り始める前の楽しい時間です。

作るものが決まったら、次はチャコペンで布に下図を書き、いよいよ針と糸で図案をもとに刺していきます。

 

 

針の進め方に迷ったら、すぐ小松さんに相談します。

刺し子は、小さなミスも命取りになってしまうことがあるので、早めの確認や軌道修正がとても大切。不安なことや分からないことはそのままにせず、すぐに聞くこと。

そうした心得も、実践のなかで、学んでいきます。

 

 

小松さんには、それぞれの刺し模様の手順やコツ、糸の留め方、そして刺し子特有の指ぬきの使い方なども、教えていただきました。

長時間、一定スピードで刺し続けるコツは、やはり指ぬきにあるようです。

  

 

難解な図案に挑戦する方には、「大丈夫、行く先は、針が教えてくれるから」と、小松さん。今回もたくさんの名言が飛び出しました。針に委ねるその姿勢は、長年の刺し子経験からくるのでしょう。

刺し子を通して、生きる知恵のヒントを教えてもらっているようでした。

 

 

手に汗をかき全力で集中しながらも、ときにワハハと、笑いが絶えないワークショップでした。

10時から14時半という長時間のワークショップですが、小松さんの大らかであたたかなお人柄と、緻密な作業のコントラストを味わいながら、緩急のある心地良い時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。

 

今回一番人気だった刺し模様は「地刺し」で、密度の濃い横ぐし縫いは達成感も高かったようです。

   

   

ほかにも、「ひと目三菱つなぎ」「正三角形ひと目籠目」「正三角形散らし」「花刺し」「銭刺し」「ひと目麻の葉」などに、みなさん挑戦。

そして無事、時間内に全員が完成しましたー!!

 

  

毎年参加してくださってる方は、図案を読むのも、針さばきにも慣れてきて、午前中に一つ、午後に一つ、ブローチを仕上げてしまう驚きの上達ぶりで、そんな成果を見るのも主催者としては嬉しいものでした。

 

 

刺し子ワークショップを開催するたびに聞かれるのは、「わたし不器用なんですが、大丈夫ですか?」という参加希望者からの質問です。

4回目にして、私のなかで答えがハッキリ出ました。

「はい、全然大丈夫です!」と。

 

 

刺し子に大事なのは小手先のテクニックより、作品を完成させようとする思いや諦めない気持ち、いわゆる根気と集中力だと、みなさんの制作風景を見て改めて思いました。

あーもう完成できないかもしれない、、、思ったようにうまくいかない、、、そんな自分と葛藤しながらも、それらをまるっと受け入れて乗り越える根気強さが、刺し子には必要です。

 

  

特に東北の刺し子には、忍耐強さのようなものを感じます。

揺れ動くメンタルを自制しながら、静かに刺し続ける姿は、地道な努力を続けるアスリートのようだなといつも思います。

以前に発行したフリーペーパー「いま、秋田村から」vol.4で小松さんを特集させていただいたときも、小松さんのことを「アスリートのようだ」と形容していました。

ただの針仕事と思われがちな刺し子ですが、強靭なメンタルと集中力、地道に継続していく自己管理能力がなければ続けていくことは難しいように思います。

 

 

話がそれてしまいましたが、つまり根気とやる気があれば、不器でも、初心者でも、大丈夫っ!!

ですので次回も刺し子初体験の方、ぜひぜひお待ちしていますよ。

 

  

ちなみに今回のお昼も、花fe香feさんのパンランチをいただきました。

お昼が近づくにつれ、キッチンからパンが焼けるいい匂いが漂い、それにパワーをもらった参加者も多いのではないでしょうか。

疲れを癒してくれるランチの美味しさが、心身に沁みました。

  

 

刺し子に集中していると、あれ今、呼吸してたっけ? まばたきしてたっけ? なんてこともよくあるので、体と脳を一旦休める時間は大事。

腕の良い職人さんほど、お昼の時間とお茶の時間は、定時でしっかり取っていますし。

 

 

そんなこんなで、幸せなエネルギーチャージ時間でございました。

 

お天気にも恵まれて、窓から入る心地良い光と風をあびながら、ゆるやかで濃密な刺し子時間を過ごすことができた今回のワークショップ。

5回目となる次回は、いよいよ「刺し子ふきんに、挑戦してみましょうか‥!?」なんて話も。みなさんの満面の笑みに背中を押され、次は春に開催できたらいいなと思っています。

  

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

運営に協力してくださた小松さん、花fe香feさん、そしてわが家の子どもの送迎を手伝ってくれたママ友、みんなのおかげでワークショップを開催することができました。本当にありがとうございます。

 

  

秋田手仕事ワークショップの開催告知は、こちらのブログおよびInstagramで行なっていますが、12月には、秋田米藁・干支のしめ飾り作りを予定しています。告知は11月下旬になると思います。

みなさんの予定に組み込んでいただけるよう、なるべく早くの告知を心がけていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。

 

 

花fe香fe  https://www.instagram.com/cafecafe_misato/

 

 

 

小松さんが用意してくれた刺し模様の見本(↓)

#秋田手仕事ワークショップ#刺し子ブローチ

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