地元のスーパーで、こんなものを見つけました。

入口付近にずらりと並んだカラフルな造花。バラ売り、3本売り、5本売りの種類があって、名前は「削り花」と書いてあります。
「ん?」と思って足を止め、じっくり観察…。
近づいてよく見てみると、なんと木を薄く削った皮で作られています。(ヒャー!鉋仕事!?すごいっ!!)

店員さんにこの花の使い方を訪ねると、『お彼岸に飾る花』だと教えてくれました。
秋田ではお彼岸の時期もまだ寒く、雪もちらつきます。昔は生花が入手しにくかったので、お墓を華やかに飾るために作り出されたものだそう。
ちなみに、雪が深くてお墓までたどり着くことができない場合は、近くに挿してくることもあるそう。
「ほ~~!!!」
雪国という環境が生み出した美しき文化に触れ、なんだかとても嬉しくなりました。
わが家のお墓は秋田にはないけど、あまりに可愛らしいので一束買って帰りました。ちなみに1束(5本入り)で398円。小さな仏壇の横に飾りたいと思います。

削り花について、もう少し調べてみようと思います。


