「いま、秋田村から vol.2」の発行に向けて準備を進めています。
先日は、取材で秋田市へ。
郷土玩具の工房を訪ねて、製作風景を見せていただきながら色んなお話をお聞きしてきました。製作工程、これまでの道のり、工房の運営について…。

一口に工房と言っても色んな運営形態がありますが、モノを作るうえで「良い環境とは何か」ついて色々と考えさせられました。
もちろんすぐに答えが出るほど簡単なことではありませんし、つくり手の皆さんも良いモノをつくるために日々努力しながら環境を整えているはず。

今回お話を聞いて思ったのは、はやりものづくりへの「情熱」と「愛」が基本だということ。こうして文字にすると当たり前のように思えるのですが(しかもなんだか気恥ずかしい…)、それでもやっぱり大事なのはソレなのです。
「良い環境」も、作り手の「情熱」と「愛」が基盤となってつくられていくよいうな気がしました。
わが家から秋田市までは片道1時間ちょっと。雪もすっかり解けて運転もしやすかったのですが、久しぶりの二車線道路にドギマギしてしまいました…。
スピード感覚ってのはすぐ衰えてしまうものなんだなあと、改めて実感。たまに刺激を味わいながら(スピード感覚だけでなく)自分自身の感覚を、しっかりと研ぎ澄ませてていかなければと思ったのでした。


