今まで人に贈ったりしたことはあったけれど、自分では使ったことがなかった樺細工の茶筒。今回、思い切って購入してみました。

眩しいくらいにつるんと光ったものが多い樺細工ですが、購入したのは「ちらし皮」と言って木肌の風合いを残したもの。
見た目はゴツゴツとした印象ですが、最小限に削ってあるので触り心地は滑らかで気持ちが良いです。

茶葉を入れてみると、茶色と緑の相性の良さにビックリ。まるで茶葉が元の木にすっぽりと納まったかのような不思議な感覚になりました。
珈琲と同じくらい大好きな緑茶。今は授乳中なので1日に何回も飲めないけれど、苦みと渋みと深みが好きで、湯飲みを両手ですっぽり抱えて「ほ~」っと言いながら飲んでいます。
桜の木が、日々の暮らしや手にどう馴染んでいくのか、これからゆっくり味わいたいと思います。お茶タイムがより楽しみになりました。


